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 ■2012年10月号 内容
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難治がん特集
1 難治性がん最新レポート
  過酷な難治性がんとどう闘うか〜難治性がん最新レポート
まずは実績のある医療機関へ。臨床試験への参加も1つの手
  監修中釜 斉 国立がん研究センター研究所所長
      奥坂拓志 国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科科長
      眞島喜幸 NPO法人パンキャンジャパン理事
取材・文常蔭純一
  医療が進歩してきたとはいえ、膵がんに代表されるように治療するのが難しいがんがある。それが難治性がんと呼ばれるものだ。難治性がんの今は、そして今後は──。難治性がんを患ったら、患者はどうしていけばいいのだろうか。
  2 肝がんのチーム医療
  医師、薬剤師、看護師が連携して抗がん剤の副作用をマネジメント
東大病院「チームネクサバール」の取組み
  監修淺岡良成 東京大学医学部付属病院消化器内科助教
取材・文七宮 充
  分子標的薬ネクサバールは治療開始後、比較的早期に皮膚の副作用が出やすく、重症化すると治療が継続できなくなることがあります。そこで、東京大学医学部付属病院では、医師、薬剤師、看護師が連携し、チーム医療で副作用のマネジメントに取り組み、大きな成果を上げています。
  3 再発肝がんの治療
  あきらめないで闘い続ける再発肝がんの治療
手術、肝動脈塞栓術、化学療法……、ベストな治療法を選びたい!
  監修野見武男 奈良県立医科大学消化器・総合外科助教
取材・文増山育子
  肝がんの再発率は高い。とはいえ、手術で再切除が可能なら、根治を目指せるし、切除できない場合でも、肝動脈塞栓術、ラジオ波焼灼療法など、さまざまな治療がある。がんの状態や肝機能に応じて、適切な治療を選んでいくことが大切だ。
  4 膵がんの術前化学放射線療法
  ポイントは副作用を極力抑える。膵がんの「術前化学放射線療法」
がんが縮小し、手術不能の癌でも手術が可能になることも!
  監修谷 眞至 和歌山県立医科大学第2外科講師
取材・文増山育子
  診断時にステージが進んでいることが多い膵がんは、再発率が高く遠隔転移も多い。この難題をなんとか解決するべく、術前化学放射線療法が始められた。この治療よってがんが縮小して、切除不能だった患者さんが手術可能となるケースも出てきているという。
  5 進行膵がんの最新療法
  抗がん剤の併用療法で手術も可能に!進行膵がんの新手のGS療法
手術までの道のりをサポートする膵がんの最新化学療法
  監修吉富秀幸 千葉大学医学部付属病院肝胆膵外科助教
取材・文町口 充
  症状がなく、検査でも見つけにくいため、発見されたときは進行し、手術ができなくなっていることが多い膵がん。しかし、手術ができなくても、薬剤を組み合わせるなど、その治療法は確実に進歩しています。
  6 胆道がんガイドライン
  ガイドラインを知って胆道がんの確実な治療を受けよう
判断が分かれる難しい「がん」だから、治療の意義と選択肢をおさえたい
  監修山本雅一 東京女子医科大学消化器外科学教室主任教授
取材・文柄川昭彦
  「手術できるかどうか」で、治療の見通しが大きく変わる胆道がん。専門家でも治療方法の判断がわかれる難しいがんですが、化学療法やステントを利用した治療など、実にさまざまな試みがなされています。治療のガイドラインを通して、胆道がん治療の基本や新しく期待できる治療など、患者さんに役立つ情報をわかりやすく解説します。
  7 胆道がん術前化学療法
  術前化学療法により胆道がんの治療成績が向上!?
手術ができないと診断された患者さんにも根治治療の可能性
  監修遠藤 格 横浜市立大学大学院医学研究科消化器・腫瘍外科学教授
取材・文柄川昭彦
  胆道がんの治療は手術を行うのが一般的である。しかし、手術できたとしても5年生存率は低く、治療成績はそれほど良くないのが現状である。そのような患者さんを救おうと横浜市立大学付属病院では術前化学療法の研究が行われている。
 
祢津加奈子の新・先端医療の現場 20
さらなる低侵襲を可能にしたがんの腹腔鏡下肝切除手術
監修金子弘真 東邦大学医学部一般・消化器外科主任教授
肝臓は、血管に富んだ臓器のため、出血のリスクが大きく、これまで肝切除といえば開腹手術が主流だった。しかし、東邦大学医学部一般・消化器外科主任教授の金子弘真さんは腹腔鏡下手術を積極的に導入。熟練した医師が行えば、適応はやや限定されてはいるものの、患者さんに低侵襲で開腹手術とかわらない治療成績をあげられるという。
患者のためのがんの薬事典 86
ミリプラ(一般名ミリプラチン)
がんにとどまり効果を発揮。肝動脈化学塞栓療法の新しい抗がん剤
取材・文柄川昭彦
肝がんには、肝動脈化学塞栓療法という治療法があります。肝動脈にカテーテルを送り込んで、がんの近くから抗がん剤を注入した後、ゼラチン粒などの塞栓物質で血流を遮断する治療法です。がんを抗がん剤漬けにし、さらに新たな血液が流れ込まないようにするのです。この治療のために開発された抗がん剤「ミリプラ」は、がんに長くとどまることができ、じわじわと効果を発揮します。
「がんと免疫」最前線
がんの増殖・転移を抑える免疫研究の最前線
免疫を無力化する免疫抑制細胞を抑える「シイタケ菌糸体」
監修谷川啓司 ビオセラクリニック院長
取材・文文山満喜
がんの増殖・転移を抑えるために大切なことは、増え続けるというがんの性格にどう対応するかということ。免疫の力でがん細胞を排除するため、免疫を無力化させる免疫抑制細胞を抑える最新の取り組みを報告する。
最新がんトピックス
 
島村義樹の知らナイト!臨床試験11
今後の臨床試験は治療法の個別化へ
 
この国の医療をよくするために 連載64
田島知郎 東海大学医学部名誉教授
病院の集約化とオープンシステム化が救う日本の医療①
 
がん相談
甲状腺がん回答者・杉谷 巌 がん研有明病院頭頸科副部長
婦人科がん回答者・上坊敏子 社会保険相模野病院婦人科腫瘍センター長
前立腺がん回答者・赤倉功一郎 東京厚生年金病院泌尿器科部長
 
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」
ゲスト平田暁夫 帽子デザイナー
私の帽子が患者さんのお役に立てるならこんな嬉しいことはありません
膀胱がん・胃がん・大腸がんと闘った世界的帽子デザイナーの"へこたれない"人生
1960年代、世界的な帽子デザイナーとして有名なジャン・バルテ氏のもとで修業し、日本に本格的な帽子の技法を持ち帰る。皇室の帽子も手がけていることで知られる平田暁夫さんは、71歳のとき膀胱がんの摘出手術を受けて以来、胃がん・大腸がんの同時手術を受けるなど、がんと闘い続けながら、帽子デザイナーとしての仕事に執念を燃やしている。
 
私の生きる道 原元美紀 フリーアナウンサー
がんを経験したことで何が最優先か考えるようになった
30代で大腸がんを経験したフリーアナウンサー原元美紀さん
取材・文吉田健城
撮影向井 渉
原元美紀さんはテレビのリポーターとして活躍する傍ら、大腸がんの啓発活動にかかわり、30代、40代の女性に、大腸がん検診の重要さを伝えるメッセージを発し続けている。そうした活動に取り組む背景には、自分自身が早期発見、早期治療で多大な恩恵を受けたという思いがあるからだ。
紅珊瑚のブレスレット〜がんになって、考えたこと〜
洞口依子
のら猫のように
 
シリーズ がんになった著名人 最期の生き方、最期の死に方20
いわさきちひろさん(絵本画家)享年55
戦争を憎み、子どもたちに慈愛を注ぎながら旅立った絵本画家
没後30数年経ても今なお色あせぬ世界観
取材・文常蔭純一
没後30数年を過ぎた現在でも多くの人を惹きつけるいわさきちひろさんの作品。彼女はどう生き、何を遺したのだろうか。
がんと生きる90  下中美都さん(編集者)
いつかやろうと思っていることはどんどんやることにしました
乳がん治療中に感じた情報収集の難しさ。編集者として患者さんのための実用書を制作
取材・文吉田耀子
編集者として料理本や雑誌、歳時記の編集に携わってきた下中美都さん。乳がんを経験してからは、夢だった幸田文選集を制作。また自身のがん体験を活かして、患者さんのためになる本を制作した。がん経験は仕事の原動力となっただけでなく、生き方を変える大きな天気となった。
 
連載7 がんブログの達人
達人ナンバー7トトロさん
 
第51回 仕事をしながら療養する
使える制度をフル活用して、治療を切り抜ける
取材・文菊池憲一(社会保険労務士)
及川直子さん(49歳)は、長年、デパートなどで販売員をしてきた。最初は正社員だった。次に契約社員、そして、派遣会社の販売員へと、働き方が変わった。派遣会社の販売員として働いていた44歳のとき、乳がんを告知された。経済的にも精神的にも厳しかった。だが、医療費の自己負担額の減額制度、国民健康保険料・市民税の減免制度、そして、国民年金の免除制度を利用して乗り越えた。
野崎洋光の旬を味わう免疫アップレシピ
今月の旬 鯖 もち米 無花果
 
こんな医師にかかりたい
File 6大圃 研 NTT東日本関東病院消化器内科医長
取材・文吉田耀子
患者さんに負担の少ない内視鏡でのがん手術を必要とする人に届けるために
シリーズ66 届け!がん患者たちの声
がんの子どもたちが笑顔でいられるよう「疼痛緩和」のための医療連携を
小児特有のがん「肝芽腫」。この患者会がつなぐ「患者―医療者」の交流
取材・文町口 充
「小児がんが治っても治らなくても、治療を続けていても続けていなくても、がんばっている子どもたちが少しでも笑顔ですごせるようにしてあげたい」との思いから、小児がんの疼痛緩和の取り組みを積極的に行っている「肝芽腫の会」。違う病院の医師同士など、それぞれの立場の違いを超えた連携こそが重要と訴えています。
連載27 美容ジャーナリスト山崎多賀子の生きる力が湧く「キレイ塾」
脱毛中に相談できる美容室を!山形県での新たな試み
抗がん剤治療の副作用「脱毛」。心細さに耐えている患者のために産声をあげた「ヘアサポートナビ」。山形県の病院、美容師、患者が脱毛に悩む女性患者のために一緒に取り組むサポートシステムをご紹介します。
今月のセミナー
腸閉塞の治療に新たな選択肢。大腸ステントで改善を
患者さんのQOL向上に期待!
取材・文がんサポート編集部
2012年8月10日、都内でボストン・サイエンティフック ジャパン株式会社主催による記者発表会「大腸がんの新たな選択肢『国内初の薬事承認品 大腸ステント』」が開催された。講演したのは、東邦大学医療センター大橋病院・外科准教授の斉田芳久さん。本邦における大腸用ステントの治療について、斉田さんが詳しく解説した。
連載22  腫瘍内科医のひとり言
佐々木常雄 がん・感染症センター都立駒込病院院長
患者の自己決定権とは?
 
わたしの町の実力病院・クリニック35
仁尾クリニック
働きながら乳がん治療を受けられるクリニック
手術も日帰り、18時からの夜間診療も実施
取材・文繁原稔弘
女性が働きながら治療できるように──そういった思いで、乳がん治療にあたっているクリニックがある。それが京都市内にある仁尾クリニックだ。
いい本に出会う
大林宣彦(映画作家)
命について考える事が、日本再生の道筋だ。
 
連載36 肝っ玉弁護士 がんのトラブル解決します
解決人渥美雅子
術後、体のなかに手術針が。訴えることはできるのか?
 
患者を支えるということ19 麻酔科医
がんの疼痛を緩和する痛みの専門医
患者さんのニーズに合った治療法を選択
監修舛田昭夫 東京医科歯科大学麻酔・蘇生・ペインクリニック科外来医長
取材・文祢津加奈子 医療ジャーナリスト
痛みの緩和は、がん患者にとって切実な願い。WHO方式による痛みの管理法が提示されているとはいえ、日本ではまだ十分とは言えない状態だ。東京医科歯科大学では、緩和医療チームのサポートにペインクリニックの医師が参加。患者の意思を尊重して痛みの緩和を図っている。
 
患者会活動レポート
仲間と深く寄り添いながら、外との幅広い連携を目指す
こまねっと
運営スタッフ代表 升田理絵
 
コラム&連載
フォト・エッセイ 至福の時間/命を食べる 季節を味わう/FP黒田尚子のがん節約術…/編集部の本棚/新・リテラシー講座/森川那智子のゆるるんヨガで"ほっ"/イベントへの誘い/読者の交差点/定期購読のご案内・編集後記
 
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